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2026年の祝日一覧と、旅行時期を選ぶ目安をご紹介

ベトナム旅行の日程を決めるとき、現地の祝日を確認しておくと失敗が減ります。とくに気をつけたいのがテト(旧正月)です。
テトはベトナム最大の行事で、この時期は多くの店が長期間休みます。知らずに旅行の日程を組むと、「行きたかった店が全部閉まっていた」ということが起こります。
今回はまいぷれ編集部が、ジェトロが公表している2026年のベトナムの祝日一覧をもとに、それぞれの祝日の意味と、旅行時期を選ぶときの目安をご紹介します!日程を決める前にぜひご覧ください。
ジェトロ(日本貿易振興機構)が公表している、2026年のベトナムの祝日です。
| 日付 | 祝日 |
|---|---|
| 1月1日(木) | 新年 |
| 2月16~20日 (月~金) | テト(旧正月) |
| 4月26日(日) | フン王記念日 |
| 4月27日(月) | 振替休日 |
| 4月30日(木) | 南部統一記念日 |
| 5月1日(金) | メーデー |
| 8月31日(月) | 振替休日 |
| 9月1~2日(火~水) | ベトナム建国記念日 |
| 11月24日(火) | ベトナム文化の日 |
出典:ジェトロ「祝祭日|ベトナム」(2026年7月1日更新)
日本とくらべると、祝日の数はそれほど多くありません。ただしテトの5日間が特別で、ここに前後の週末が加わると、実質的な休みはさらに長くなります。
4月末から5月頭にかけても、南部統一記念日(4月30日)とメーデー(5月1日)が並びます。日本のゴールデンウィークと重なる時期でもあり、旅行を考える方が多い時期です。
テトはベトナムの旧正月で、一年でもっとも大切な行事です。日本のお正月にあたると考えると分かりやすいでしょう。
2026年は2月16日(月)から20日(金)までが祝日です。ただし実際の休みは、これより長くなるのがふつうです。前後の週末とつながり、多くの人が帰省します。
ここで大事なのが、テトの日付は毎年変わるということです。旧暦にもとづくため、年によって1月下旬から2月中旬まで動きます。「去年は1月だったから今年も」とは考えないでください。旅行を計画する年の日付を、必ず確認してください。
旅行者にとって、テトの時期には次のようなことが起こります。
| 項目 | 起こること |
|---|---|
| 飲食店 | 多くが休みます。個人経営の店ほど長く休む傾向があります |
| 市場・商店 | 休業や短縮営業が増えます |
| 交通 | 帰省で混み合います。航空券も取りにくくなります |
| 街の様子 | 人が地方へ帰るため、ふだんより静かになると言われます |
| 飾りつけ | 街が華やかに飾られ、花市が立ちます |
つまり「店は閉まるが、街の景色は特別」という時期です。はじめてのベトナム旅行なら、この時期は避けたほうが無難です。食べ歩きや買い物を楽しみにしている場合はなおさらです。
逆に、ベトナムに何度か来ていて、行事そのものを見たい方にとっては貴重な機会です。目的次第ということですね。

祝日の背景を知っておくと、街で見る光景の意味が分かります。
■ ベトナム建国記念日(9月1~2日)
外務省の略史によれば、1945年9月2日にホーチミン主席が「ベトナム民主共和国」の独立を宣言しました。9月2日という日付は、この独立宣言にちなんでいます。ベトナムにとって国の始まりを記念する日です。
■ 南部統一記念日(4月30日)
外務省の略史には、1976年7月に南北統一され、国名がベトナム社会主義共和国に改称されたと記されています。4月30日は、その過程における節目の日として記念されています。
この日を含む時期は、歴史に関わる話題が身近になります。戦争に関する施設を訪れる予定がある方は、混雑も含めて考慮しておくとよいでしょう。
■ フン王記念日(2026年は4月26日)
ベトナムの建国神話に登場する王を記念する日です。こちらも旧暦にもとづくため、年によって日付が変わります。2026年は日曜日にあたるため、翌27日(月)が振替休日となっています。
■ メーデー(5月1日)
労働者の日です。国際的に祝われる日で、ベトナムでも祝日となっています。
■ ベトナム文化の日(11月24日)
ジェトロの一覧に2026年の祝日として記載されています。
祝日の一覧はジェトロ「祝祭日|ベトナム」(2026年7月1日更新)、独立宣言と南北統一の記述は外務省「ベトナム基礎データ」(令和6年11月20日)の略史によります。
祝日を踏まえて、いつ行くのがよいかを整理します。
■ 避けたほうがよい時期:テトの前後(2026年は2月16~20日を中心とした期間)
理由は店が休むからです。祝日は5日間ですが、実際にはその前後も含めて営業が不安定になります。食べ歩きや買い物が目的なら、この時期は外してください。
■ 混雑を覚悟したい時期:4月末~5月頭
南部統一記念日(4月30日)とメーデー(5月1日)が並び、ベトナム国内でも旅行する人が増えます。日本のゴールデンウィークとも重なるため、航空券とホテルの価格が上がりやすい時期です。
なお気候の面でも、4月と5月はホーチミンで一年のうちもっとも暑い時期です。世界気象機関の平年値では、平均最高気温が4月34.5度、5月34.9度となっています。暑さが苦手な方は、この点も考慮してください。
■ 祝日を気にしなくてよい時期
上記以外の期間は、祝日による大きな影響はありません。9月1~2日の建国記念日や11月24日は1~2日の休みなので、旅行全体が崩れるほどではありません。
気候とあわせて考えるなら、12月から3月が乾季で雨が少なく、テトを外せば旅行しやすい時期です。ただし2026年のテトは2月16~20日ですので、2月に行かれる方はご注意ください。
仕事でベトナムを訪れる方には、もう一段の注意があります。
1.テト前後は業務が動きにくくなります。取引先も休みに入り、休み明けも通常の稼働に戻るまで時間がかかることがあります。この時期に商談や納期を設定するのは避けたほうが無難です。
2.「振替出勤日」という制度があります。ジェトロによれば、2026年は8月31日(月)の振替休日の代わりに、8月22日(土)が振替出勤日となる旨が示されています。
つまり、土曜日が出勤日になることがあるということです。日本にはない考え方なので、先方の稼働日を「日本の感覚」で判断しないでください。連休を作るために、前後の土曜を出勤日に振り替える運用があります。
3.祝日の決定は年ごとに公表されます。旧暦にもとづく祝日があるため、毎年の日程は政府の発表を待って確定します。翌年の予定を立てるときは、ジェトロのページなどで最新の一覧を確認してください。
出張の日程を組む際は、現地の取引先に直接「この期間は稼働していますか」と確認するのがいちばん確実です。企業によって休みの取り方が異なるためです。
2026年のベトナムの祝日と、旅行時期の目安をご紹介しました。
いちばん大事なのはテト(旧正月)です。2026年は2月16日から20日。この前後は多くの店が休みます。食べ歩きや買い物を楽しみにしているなら、避けるのが無難です。
そしてテトの日付は毎年変わります。旧暦にもとづくため、1月下旬から2月中旬のあいだで動きます。旅行する年の日付を、その都度ご確認ください。
それ以外の祝日は、旅行全体を左右するほどではありません。4月末から5月頭は混雑と暑さがありますが、行けない時期ではありません。
日程さえ押さえておけば、あとは思いきり楽しむだけですね。祝日の意味を知っていると、街で見る飾りつけや人の動きにも理由が見えてきますよ。すてきな旅になりますように!
本記事の祝日一覧は、ジェトロ「祝祭日|ベトナム」(2026年7月1日更新)によります。祝日は政府の決定により変更される場合があり、旧暦にもとづく祝日は年ごとに日付が変わります。渡航前に最新の情報をご確認ください。気温は世界気象機関(WMO)のホーチミン市平年値によります。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。