地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

ホーチミン(日本語)「ホーチミン(日本語)」

ホーチミン(日本語)

ホーチミン・サイゴンの生活ガイド | 日常で役に立つ現地の暮らし情報

ベトナム語の挨拶12選|旅行で本当に使うフレーズと発音のコツ

更新)

現地で使えるベトナム語の挨拶と読み方をご紹介

ベトナム旅行に行くと決めたとき、「ひとことくらい現地の言葉を覚えていきたい」と思われませんでしたか。

 

その気持ち、ぜひ大切にしてください。ベトナムでは、たったひとことの挨拶で相手の表情が変わります。市場でもカフェでも、こちらが言葉を試そうとしていると分かると、店の方はたいてい笑って応えてくれます。

 

そこで今回は、まいぷれ編集部が旅行中に本当に使う12のフレーズを選んでご紹介します!文法の説明はしません。読み方と、使う場面だけをお伝えします。完璧な発音でなくても大丈夫です。伝えようとする姿勢のほうが、ずっとよく伝わります。出発前の数分で読める内容にまとめました!

結論|まず覚えるのは2つだけ。「シンチャオ(こんにちは)」と「カムオン(ありがとう)」。これで旅の会話はほとんど回ります

まず覚える2つ|シンチャオとカムオン

たくさん覚えようとすると、たいてい全部忘れます。まずはこの2つだけにしてください。

 

Xin chào(シン チャオ)=こんにちは
朝でも昼でも夜でも使えます。店に入るとき、人に話しかけるとき、この一言から始めてください。

Cảm ơn(カム オン)=ありがとう
会計のとき、道を教えてもらったとき、料理が運ばれてきたとき。旅行中いちばん使う言葉です。

 

この2つがあれば、会話の入口と出口が作れます。入るときに「シンチャオ」、去るときに「カムオン」。あいだは日本語でも英語でも身振りでもかまいません。最初と最後がベトナム語だと、それだけで受け取られ方が変わります。

 

日本語話者にとって、この2つは発音しやすい言葉です。「シンチャオ」「カムオン」とカタカナのまま言っても、まず通じます。気負わずに口に出してみてください。

旅行で使う12のフレーズ一覧

実際に出番のあるものだけを選びました。読み方は、日本語話者が言いやすい形にしています。

 

ベトナム語読み方意味と使う場面
Xin chàoシン チャオこんにちは。時間帯を問わず使えます
Cảm ơnカム オンありがとう。いちばん使います
Xin lỗiシン ロイすみません。謝るときにも、呼びかけにも使えます
Vâng/Dạヴァン/ヤはい。南部では「ヤ」がよく使われます
Khôngホンいいえ/要りません。断るときに使います
Bao nhiêu tiền?バオ ニュウ ティエンいくらですか。市場で活躍します
Ngon quá!ゴン クアーとてもおいしい!言うと、まず喜ばれます
Tính tiềnティン ティエンお会計を。食事の最後に
Cái nàyカイ ナイこれ。指をさして「カイナイ」で注文できます
Nhà vệ sinhニャー ヴェ シンお手洗い。知っていると安心です
Tạm biệtタム ビエットさようなら。別れぎわに
Giúp tôiズップ トイ助けてください。困ったときに

 

この中で意外と便利なのが「Cái này(カイ ナイ)=これ」です。メニューや商品を指さして「カイナイ」と言えば、それだけで注文が成立します。語彙が足りないところは、指と組み合わせれば埋まります。

 

そして「Ngon quá!(ゴン クアー)=とてもおいしい!」は、ぜひ一度使ってみてください。食堂で言うと、たいてい相手の顔がほころびます。旅の記憶に残るのは、こういう瞬間です。

場面別・店やレストランでのひとこと

実際の流れに沿って並べてみます。この順番で使えば、食事が最初から最後まで成立します。

 

1.店に入る:「Xin chào(シン チャオ)」
2.注文する:メニューを指さして「Cái này(カイ ナイ)」
3.料理が来る:「Cảm ơn(カム オン)」
4.食べて感想を伝える:「Ngon quá!(ゴン クアー)」
5.会計を頼む:「Tính tiền(ティン ティエン)」
6.店を出る:「Cảm ơn(カム オン)」

 

使うのは実質5語です。これで一食まるごと乗り切れます。難しい文を組み立てる必要はありません。

 

市場での買い物なら、値段をたずねる「Bao nhiêu tiền?(バオ ニュウ ティエン)」が加わります。ただし数字を聞き取るのは、正直むずかしいところです。スマートフォンの電卓を見せてもらうか、紙に書いてもらうのがいちばん確実です。「いくら?」と聞いたあと、電卓を差し出すしぐさをすれば、たいてい通じます。

 

断りたいときは「Không(ホン)」。声を荒げる必要はありません。笑顔で「ホン、カムオン(いりません、ありがとう)」と言えば、それで十分に伝わります。

発音は完璧でなくていい|声調との付き合い方

ベトナム語には声調があります。同じつづりでも、音の上げ下げによって意味が変わる仕組みです。文字の上や下に付いている小さな記号が、その目印です。

 

正直にお伝えすると、これを短期間で身につけるのは簡単ではありません。ですが、旅行のためにそこまで頑張る必要はない、というのが私たちの考えです。

 

大切なのは、通じなかったときにどうするかです。次の3つを知っておけば、困りません。

 

1.繰り返さず、別の伝え方に切り替える:同じ言葉を大きな声で繰り返しても、たいてい通じません。指をさす、書く、見せる。手段を変えるほうが早いです。

2.スマートフォンを使う:翻訳アプリの画面を見せる方法は、まったく恥ずかしいことではありません。現地の方も、日本語話者にはよく使ってくれます。

3.笑顔でもう一度:通じなくても、言おうとしたこと自体は伝わっています。相手も分かろうとしてくれます。気まずくなる必要はまったくありません。

 

なお、覚えておくと役立つのが南部と北部で言い方が違う場合があることです。たとえば「はい」は、北部で「Vâng(ヴァン)」、南部で「Dạ(ヤ)」がよく使われます。ホーチミンは南部ですので、「ヤ」を耳にすることが多いでしょう。どちらを使っても通じますので、心配は要りません。

言葉より伝わる、ちょっとした所作

言葉が足りないぶんは、ふるまいで補えます。難しいことではありません。

 

両手で渡す・受け取る:お金や品物をやりとりするとき、両手を添えると丁寧な印象になります。片手でも失礼にはなりませんが、両手のほうが気持ちが伝わります。日本の感覚に近いところです。

数字は指で示す:言葉で通じないときは、指で数を作るのが早いです。ただし国によって指の作り方が違うので、紙に書くか電卓を見せるほうが確実です。

笑顔を先に出す:これがいちばん効きます。言葉に自信がなくても、先に笑顔を見せてから話しかけると、相手も構えません。

 

それから、ひとつだけ。寺院やお墓など、宗教にかかわる場所では、写真を撮る前に周囲の様子を見てください。人が祈っている場面にカメラを向けるのは避けたいところです。言葉が通じなくても、こうした心づかいは必ず伝わります。

ひとことだけ、持っていこう!

旅行で使えるベトナム語の挨拶をご紹介しました。

 

全部を覚える必要はありません。「シンチャオ」と「カムオン」。この2つだけ、頭に入れて出発してください。あとは現地で、必要になったときにこの記事を開けば十分です。

 

言葉がうまく出てこなくても、大丈夫です。伝えようとしていることは、必ず伝わります。むしろ、たどたどしくても現地の言葉で話しかけたときのほうが、会話は弾みます。

 

最初のお店で、勇気を出して「シンチャオ」と言ってみてください。そこから、旅の景色が少し変わりますよ。ぜひ試してみてくださいね!

 

※カタカナの読み方は、日本語話者が発音しやすい形にした目安です。ベトナム語には声調があり、カタカナでは表しきれない音の高低があります。正確な発音を学びたい方は、音声つきの教材や語学教室をご利用ください。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。