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【2026年最新】ベトナムの通貨ドン|円換算のコツと紙幣の見分け方

更新)

ベトナムドンの単位と日本円への換算方法をご紹介

ベトナムで最初にとまどうのが、お金の桁の大きさです。レストランの伝票に「350,000」と書かれていて、一瞬ひやりとした——そんな話をよく聞きます。

 

ベトナムの通貨はドンといいます。日本円と比べると桁が2つほど多いため、慣れるまでは金額の見当がつきません。慣れないうちは、支払うたびに指を折って数えることになります。

 

そこで今回は、まいぷれ編集部が一瞬で日本円に直すコツをご紹介します!やり方はとても簡単で、ゼロを3つ消して、6倍するだけです。これだけで、買い物のたびに迷うことがなくなります。あわせて紙幣の見分け方、両替の考え方、カードが使える場面まで、お金まわりをまとめてお伝えします!

結論|350,000ドンなら、ゼロを3つ消して「350」、6倍して約2,100円。これで大きく外れません

ベトナムの通貨は「ドン」|単位と表記の読み方

ベトナムの通貨単位はドンです。お店の値札やメニューでは、次のような形で表記されます。

 

表記意味
VND国際的な通貨コード。航空券や両替所の表示で使われます
ドンの記号。数字のうしろに付きます
đ同じくドンを表します。小文字で書かれることもあります
k(ケー)千の省略。「50k」と書かれていたら50,000ドンのことです

 

見落としやすいのが、いちばん下の「k」です。カフェのメニューなどで「45k」のように書かれていることがあります。これは45,000ドンという意味で、約270円です。桁を省略しているだけですので、驚かなくて大丈夫です。

 

もうひとつ、日本と違うのが小数点とカンマの使い方です。ベトナムでは「100.000」のようにピリオドで3桁を区切ることがあります。日本のカンマ区切り(100,000)と同じ意味です。「100.000ドン=10万ドン」であって、100ドンではありません。ここは間違えやすいので、覚えておいてください。

円に直すコツ|ゼロを3つ消して6倍

ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。ドンの金額から、ゼロを3つ消して、6倍する。これでおよその日本円になります。

 

この計算の根拠は、外務省が公表している数値です。外務省は「10,000ドン=約60円(2026年1月現在)」と記載しています。つまり1,000ドンがおよそ6円。ですから「ゼロを3つ消して6倍」で、円のおよその額が出るわけです。

 

やってみましょう。

 

ドン計算およその円
10,00010 × 6約60円
45,00045 × 6約270円
100,000100 × 6約600円
350,000350 × 6約2,100円
500,000500 × 6約3,000円
1,000,0001,000 × 6約6,000円

 

慣れてくると、ゼロを3つ消した数字を見るだけで、だいたいの感覚がつかめるようになります。「100なら600円くらい」「50なら300円くらい」といった具合です。

 

※為替レートは毎日変動します。この「6倍」は、外務省が2026年1月時点として示した水準にもとづくおおよその目安です。買い物の見当をつけるには十分ですが、大きな金額を扱うときは、その日のレートをご確認ください。

紙幣の種類と、間違えないための見方

ベトナムの紙幣は種類が多く、高額紙幣にはプラスチック素材(ポリマー)のものが使われています。手ざわりがつるりとしていて、日本の紙幣とは感触が違います。

 

旅行中によく使うのは、次のあたりです。

 

額面およその円使う場面
500,000約3,000円最高額。屋台や小さな店では断られることがあります
200,000約1,200円レストランの支払いなど
100,000約600円いちばん使いやすい額面です
50,000約300円カフェ、軽食
20,000約120円飲み物、細かい支払い
10,000約60円お釣り、チップ

 

これより小さい額面(5,000ドン以下)もありますが、旅行中に使う機会は多くありません。

 

紙幣を見分けるときは、色ではなく「ゼロの数」を見てください。似た色合いの紙幣があり、慣れないうちは色で判断すると取り違えます。桁が1つ違うと、10倍の差になります。支払いのときは、あわてず数字を確認する。これだけで防げます。

 

なお500,000ドン札は、小さな店で使いにくいことがあります。お釣りが用意できないためです。両替のときに、100,000ドン以下の紙幣を多めに混ぜてもらうと、現地で困りません。

現金とカードの使い分け

ホーチミンでは、場所によって支払い方法が分かれます。目安をお伝えします。

 

カードが使いやすいところ:ホテル、大きめのレストラン、商業施設、スーパー、免税店など。観光客が多く訪れる店では、おおむね対応しています。

現金が必要なところ:屋台、市場、小さな食堂、路上の飲み物売り、短距離の移動など。金額の小さい支払いほど、現金が確実です。

 

つまり「大きい支払いはカード、小さい支払いは現金」と考えておけば、おおむね困りません。両替は、少額紙幣を中心に手元へ置いておくのがコツです。

 

ひとつ注意していただきたいのが、カードの不正使用です。外務省は、財布からカードを盗まれたあとに不正使用される二次被害について触れ、「同種犯罪は当地では犯罪として認定されないケースもあります」としています。速やかにカード会社へ連絡する必要があります。緊急連絡先は、スマートフォンとは別に紙で控えておいてください。

 

また、現金は分けて持つことを外務省が勧めています。全額を1つの財布に入れず、その日に使う分だけを持ち歩くのが安心です。

両替の考え方と、持ち込みの上限

両替については、「どこで替えるか」より「いくら替えるか」を先に決めるほうが失敗しません。

 

考え方はこうです。空港では、市内までの移動と当日分だけを替える。まとまった額は、市内に着いてから替える。空港の両替レートは、市内よりも不利になりやすいためです。

 

また、使い切れなかったドンを日本円に戻すと、往復で目減りします。両替を何度もやり直すより、足りなくなったら追加で替えるほうが、結果的に損が小さくて済みます。

 

そして現金の持ち込みには申告の基準があります。外務省によれば、入国時の外貨持ち込み額に制限はないものの、現金5,000米ドルあるいは同額相当の外貨、または1,500万ドンのいずれかを超えて所持して入国する場合は、空港で申告が必要です。申告用紙は税関係官に請求します。

 

外務省は「この申告をせず、出国時に上記の額を超える現金を持ち出そうとした場合、所持金を没収される可能性があります」としています。まとまった現金を持って行かれる方は、必ず入国時に申告してください。

 

出典:外務省 海外安全ホームページ「ベトナム 安全対策基礎データ」(2026年3月13日更新)

「3つ消して6倍」だけ覚えて行こう!

ベトナムの通貨ドンについて、換算のコツから紙幣の見方、両替の考え方までご紹介しました。

 

覚えて帰っていただきたいのは、たったひとつです。ゼロを3つ消して、6倍する。これだけで、値札を見た瞬間におよその金額が浮かぶようになります。

 

あとは、紙幣は色ではなくゼロの数で見分けること小さい支払い用に少額紙幣を持っておくこと。この2つを添えれば、お金まわりで困ることはほとんどなくなります。

 

桁の大きさに慣れてしまえば、買い物はぐっと楽しくなりますよ。「これは600円くらいか」と分かったうえで選べるようになると、市場歩きの見え方も変わります。ぜひ現地で試してみてくださいね!

 

本記事の円換算は、外務省 海外安全ホームページ「ベトナム 安全対策基礎データ」(2026年3月13日更新)に記載された「10,000ドン=約60円(2026年1月現在)」にもとづくおおよその目安です。為替レートは日々変動します。正確な金額は、その日のレートでご確認ください。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。